イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/宮崎県
特定非営利活動法人 大淀川流域ネットワーク
いのちの授業と水質調査
- イベント名:
- いのちの授業と水質調査
- メッセージ:
- ヤマメの孵化場を見学して命の大切さを学び、川の水質を調査し、水質の変化を通して、川の素晴らしさ・大切さ・楽しさについてみんなで意見交換を行います。
- 開催日時:
- 2017年11月25日(土)8:45~17:00
活動内容
宮崎の参加者(親子19名)と都城の参加者(親子23名)がしゃくなげの森で合流し、ヤマメの養殖場と採卵・人工授精を見学しました。宮崎県独自の環境指標を使って、沖水川上流域の風景や水生昆虫などの生物学的な見地から、またCODや透明度などの化学的な見地から水のきれいさを調べました。次に、沖水川下流域へ移動して同じ方法で水のきれいさを調べました。その後、都城市中央公民館で交流会を開催して、川を通して何を感じたか、川で育まれている生きものの命について何を思ったか、上流下流の水辺環境の違いとその原因などについて意見交換を行いました。
ヤマメの採卵・人工授精の見学では、環境カウンセラーの方から、命の繋がりや大切さについて説明していただきました。
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いのちに感謝(ヤマメの採卵)
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すごい!動いてる!(孵化)
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川の「におい」はどんな「におい」?
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 42人
- うち子どもの人数:
- 25人
参加者の声
- 意識しなければ(知ろうとしなければ)気づけない体験だった。
- 命を食べていたんだなと思った。
- 川をきれいに保つための活動を知ることができて良かった。
- 水質の良さに驚いた。下流の沖水川でも十分に綺麗な水だったので、汚染を少しでも減らせればいいなと思った。
- 川を汚さないように、食べものを粗末にしないように、子どもとよく話しをしたい。
- 川を大切にすることは自分たちの生活にも関わることだと実感した。
- 関東から移住してきましたが、宮崎県の環境に対する意識の高さに感動した。子どもから参加を希望したイベントで、非常に楽しかった。
イベントを振り返って 主催団体より一言
【子どもたちの様子】
ヤマメの採卵・人工授精だけでなく孵化した卵まで見学することが出来ました。子どもたちは、目の前で繰り広げられている命の繋がりを、目を輝かせドキドキしながら、ときには息を止めながら見学していました。映像や図鑑ではなく実体験をすることの重要さを改めて感じました。
【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
企画の段階から、県・国土交通省宮崎河川国道事務所の担当の方から、協力を得ることができました。当日は、命の繋がりや大切さについて、環境省登録環境カウンセラーから、子どもたちにも、わかりやすく説明していただいて、参加者の皆様の理解を深めることができました。また、宮崎河川国道事務所の担当の方には、11月の寒い時期に川の中に入って安全管理を担当していただきました。
【その他の感想】
台風の影響で2回延期して11月末の開催となりましたが、川の活動には少し寒かったようです。「まず毎日の中で今出来ることをしっかりとやってみよう」「川を大切にしたい」と感想があり、川の素晴らしさ・大切さ・楽しさに気づいていただけたと思います。
イベント概要
イベント内容
(1)ヤマメの孵化場見学(しゃくなげの森による説明)
(2)沖水川の水質調査(上流部と下流部の水質を調査する)
(3)交流会(意見交換会)
開催場所
- 集合場所:
- ・宮崎:東京海上日動火災保険株式会社 宮崎支店前(宮崎県宮崎市広島2-5-11) 8:45集合 9:00出発 バスにて開催場所へ
・都城:都城市コミュニティセンター前駐車場(宮崎県都城市姫城町10街区7号) 9:15集合 9:30出発 バスにて開催場所へ - 開催場所:
- ・しゃくなげの森(いのちの授業・ヤマメの孵化場見学等)
・沖水川(水質調査)
・都城市中央公民館(交流会)
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 大淀川流域ネットワーク
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 九州環境パートナーシップオフィス 宮崎県
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省 宮崎河川国道事務所