イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/香川県
特定非営利活動法人 アーキペラゴ
豊島で学ぶ「ごみ」と「自然」と私たちの「暮らし」
- イベント名:
- 豊島で学ぶ「ごみ」と「自然」と私たちの「暮らし」
- メッセージ:
- 「ごみ」が増えると「自然」と「暮らし」はどうなるのか?自分の目で見て、体験して考えましょう!
- 開催日時:
- 2017年11月11日(土)8:00~17:00
活動内容
午前中は産業廃棄物処理施設の産業廃棄物を取り除いた跡地を歩きました。これまで建物の中から見下ろしていた産業廃棄物埋め立て地を歩いてみて、よりその広さや埋め立てられていた穴の大きさに驚いていたようです。その後、グループに分かれて生活の中で出るゴミ(食品容器など)を子どもたちだけで分別してみたのですが、小さい子どもたちからも、出来るだけゴミを出さないようにしたいという感想が聞かれました。子どもたちを後ろで見守っていた大人たちも一生懸命に考え、発言する子どもの姿を温かく見守っていました。午後の農業体験では里芋掘り&野菜収穫と稲刈り&はざかけを体験しました。サツマイモ掘りの経験はあっても里芋掘りは初めてという子どもが多く、新しい体験にワクワクしていた子どもたちが印象的でした。昼食のおにぎり作り、収穫体験など、いずれも子どもたちは積極的で、年上の子どもたちが小さい子どもたちを見守っている姿も印象的でした。
ゴミについて考えて農業体験をすることで、「自然の豊かさ」をより感じることができました。
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半年前までここに『産業廃棄物』がありました。
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これが里芋かな?
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どうやってごみを分別しようかな。
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 25人
- うち子どもの人数:
- 12人
参加者の声
- 関東に住んでいたときは自然に触れることが少なかったが、ここでは綺麗なところが沢山あることがわかった。
- 義務としてのゴミの分別を行うのではなく、その先のことを考えながら分けたいと思った。
- 地域の人々のためにもリサイクルすることを考えたい。
- 豊島の話を聞いたり現地を見ることで、ゴミ問題は子どもや孫の代にも続く問題だと感じ、これからはみんなが考えて取り組んでいかなければならないと思った。
- 家に帰ったらゴミの分別の話をしたいと思った。
- 子どもと一緒に環境を考える時間を取りたい。
- 豊島の自然を体験できた。
イベントを振り返って 主催団体より一言
【子どもたちの様子】
豊島の産業廃棄物の現場を見ながら説明を聞いて、子どもたちの理解も深まったようです。
大きくなった『ゴミ(産業廃棄物)』問題から自分たちに身近な『ゴミ』問題を知ってもらうことで、出来るだけゴミを出さないようにするにはどうすればいいのかを考え、そして、出たゴミは、きちんと分別しなければいけないと感じたようです。
【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
今回、環境問題に積極的に取り組んでいるJICA四国の方や、台湾をはじめ海外に香川の情報を発信しているWEBページの編集長の参加もあり、海外の環境活動や子どもたちの反応などを聞くことができました。今回のイベントに対する海外の方々の反応を共有したり、次回のイベントに結び付けたいと思いました。
【その他の感想】
豊島の産業廃棄物問題、自分たちの暮らしやそこから出るゴミ、そして自然との関わり。この3つが、子どもたちの中でつながり始めたようです。
イベント概要
イベント内容
・豊島産業廃棄物処理施設見学
・農業体験(おにぎりづくり、稲刈り体験、そば・大豆収穫体験等)
開催場所
香川県小豆郡豊島
・豊島産業廃棄物処理施設:小豆郡土庄町豊島家浦3158-1
・砂じいの郷:小豆郡土庄町豊島家浦3394-2
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 アーキペラゴ
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 四国環境パートナーシップオフィス
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省