イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/群馬県
チャウス自然体験学校
ふるさと再発見! 「わたらせ川の保全・保護活動」ヤマメプロジェクト
~ヤマメの稚魚を放流しよう
- イベント名:
- ふるさと再発見! 「わたらせ川の保全・保護活動」ヤマメプロジェクト~ヤマメの稚魚を放流しよう
- メッセージ:
- 自分の手で育てたヤマメの稚魚を放流!~ヤマメの棲む自然環境の課題について学習し、私たちが川の生きものに対してできることを考えよう!
- 開催日時:
- 2018年2月24日(土)9:30~12:30
活動内容
暖かな冬晴れの天気の中でイベント活動を行いました。開会式・オリエンテーションを行った後、ヤマメの稚魚を放流するために、橋の下まで移動しました。約4ヶ月の間、ヤマメが卵から稚魚になるまで育ててきた里親の皆さんは、育てた稚魚を互いに見せ合っていました。稚魚の大きさを比べたり、身体の色の違いや、飼育する中で苦労した点などを互いに話しあって交流していました。両毛漁業協同組合の方の指導のもとで水温調整を行った後に、ヤマメの稚魚を川辺に放流しました。それぞれ育てた稚魚に「元気に育ってね!」「大きくなってね!」などと声をかけながら、名残り惜しそうに稚魚を放流しました。また、ヤマメを放流した川は「どんな環境で・どんな課題があるのか?」「その課題を解決するために私たちが出来ることは何があるのか?」を考える環境学習を行いました。小さな子どもたちも理解しやすいようにクイズ形式で漁協さんの解説を交えながら学習しました。その後、参加者の方々は川辺のゴミ拾いを行って、総重量約20㎏のゴミを集めることができました。参加者の皆様、関係者の皆様、参加いただきありがとうございました!
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放流の仕方の説明を聞いています。
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大きく育ってね!
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一生懸命にゴミ拾いしています。
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 13人
- うち子どもの人数:
- 7人
参加者の声
- 生きものを育てる活動は子どもの教育にもよいので、今後も参加したい。
- 環境を守っていくため、今後も子どもたちと今回のイベントのような環境教育や啓発活動を続けていきたい。よい勉強になった。
- カワウ(河鵜、川鵜)について初めて知った、川を身近に感じられて、自然に目を向けるときの視点が変わった。
- 子どもと一緒に体験できて貴重な時間になった。自分の目で見て感じて考えられる機会となった。
- 町をきれいにしたい。
- またヤマメを育ててみたい。
- 育てたヤマメを無事に放流できて、ホッとした。
イベントを振り返って 主催団体より一言
プログラムの1週間ほど前に降雪がありました。参加者の皆さんの安全のため、凍結などの心配のない場所へ会場を変更しての開催となりました。プログラムの内容は予定通りに実施することができました。今回、事前に各家庭に配布したヤマメの稚魚が全滅してしまったケースが多発し、生きものの飼育に関して、事前に、飼育環境のアドバイスやサポート体制の充実などできることがあったのではないか?と考えました、今回のイベントでの課題を洗い出して今後の改善につなげて行きたいと考えています。実際に体験して自分たちでできる環境保全や保護活動について考えることができました。その後、多くの参加者の方が積極的にゴミ拾いをしたり、より具体的な行動へとつながっていたようです。今後も体験を通じて、しっかり考えてもらえるプログラムを工夫して展開していきたいと思います。
イベント概要
イベント内容
(1)育てたヤマメの稚魚の放流
(2)環境学習(今回、取り組んで来たヤマメの棲む自然環境の保全・保護活動やその他の保全・保護活動について)
(3)ゴミ拾い(誰でも、いつでも身近でできる、環境保全活動事例)
開催場所
桐生市蕪町公園(群馬県桐生市相生町4-247-55付近)
実施団体
- 主催:
- チャウス自然体験学校
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 関東環境パートナーシップオフィス、両毛漁業協同組合
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省 群馬県水産試験場 桐生市教育委員会 上毛新聞社 群馬テレビ エフエム群馬 群馬東部よみうり新聞社
桐生タイムス社 日刊きりゅう FM桐生 特定非営利活動法人北関東産官学研究会 アースデイinきりゅう実行委員会
群馬県PTA連合会 ※順不同