イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/山梨県
特定非営利活動法人 木netやまなし
丹波山村で考えよう!里山の環境問題。感じよう!森の恵み。
- イベント名:
- 丹波山村で考えよう!里山の環境問題。感じよう!森の恵み。
- メッセージ:
- 里山地域の抱える生態系や環境の変化について考え、自然を生かした農業や地域伝統の味噌作り体験から自然と暮らす知恵や恵みを感じよう。
- 開催日時:
- 2018年4月14日(土)10:30~17:00
活動内容
自然と調和した農法での農業や昔ながらの味噌づくり等の体験を通して、自然と暮らす知恵を学びました。そういった暮らしが無駄なエネルギーを使わず、環境にも身体にも良いという事を学ぶため、まずは、村の方の指導の下、無農薬のノラボウ菜の収穫とジャガイモの植え付け等農作業体験を行いました。ジャガイモの植え付けでは、半分に切ったジャガイモの断面が腐らないよう灰をつけて植える等、農業の知恵を教えてもらいました。どのくらいで育つのか?収穫に来たい!等、自分たちの植えたジャガイモの成長過程にも興味を持って取り組んでいました。
昼食、みそづくりの会場までは、村内を徒歩で移動し、その間、獣害の被害が多いため、柵で畑を覆わなくてはならないことなど環境問題についても学びました。
昼食には、丹波山村でとれた食材で地元の方が作ってくれた昼食を食べ、午後からは、味噌づくりをしました。すりつぶす前後の大豆の味の変化を知り、臼と杵を使い大豆をつぶす工程では、子どもたちも重い杵を持ち上げて頑張っていました。電動に頼らず行う事で、電気のありがたみも感じている様子でした。
ジャガイモの植え付け 7列 ・ 種芋 70個程度 ・ 味噌 20kg
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味噌の原料の大豆を試食
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ジャガイモの植付け
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ノラボウ菜の収穫
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 30人
- うち子どもの人数:
- 19人
参加者の声
- 他の人との交流もできて良い経験になりました。
- 味噌づくりを体験しながら、地元の人の意見を聞き、機械ではできない良さを知ることが出来た。
- 山で生きていく厳しさ、順応、知恵などについて改めて考える機会につながりました。
- 子どもたちに自然と触れ合える機会を増やそうと思うと同時に、食べ物を残さないなど物を大切にするように取り組み、伝えたいと思いました。
- 村に人が来てくれて嬉しい。
イベントを振り返って 主催団体より一言
前年度に続き、丹波山村でプログラムを実施しました。初めて丹波山村に行くという参加者がほとんどでした。今回は、農作業体験、みそづくり体験を通して、里山の自然に触れ、自然と暮らす知恵を知り、生活の中で考えられる環境への取り組みや、今起こっている獣害などの環境問題についても考えてもらえるようにプログラムを実施しました。子どもたちは、収穫、植え付け、みそづくり体験を通し、日ごろ食べている野菜や味噌がどのようにできるのかも楽しそうに学んでいました。
また、今回は丹波山村の地域おこし協力隊の方が立ち上げた団体にも協力をいただき、昨年以上に深くプログラム企画・調整の段階から関わっていただくことで、より地域に根差した活動にもなったように感じます。また、村の小学生と保護者も参加してくれるなど、地域住民の方にとっても自らの住む場所を知る機会となり、外から多くの人がきたことで自信や誇りを少しでも感じてもらえたのではないかと思います。募集に関しても、甲府市、富士吉田市と県内の2カ所から参加者を募り、お越しいただけたことで、昨年以上に広く、たくさんの方にこのプログラムを知っていただけたことは今回の大きな成果であったと感じます。
イベント概要
イベント内容
・地域伝統の味噌作り体験
・地元の食材を使った昼食
・獣害対策の柵に囲まれた里山地域の散策
・自然と調和した農法での農業体験(野菜の植付)
開催場所
- 開催場所:
- 山梨県北都留郡丹波山村
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 木netやまなし
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 丹波山村 株式会社アットホームサポーターズ 公益財団法人オイスカ 関東地方環境パートナーシップオフィス(関東EPO)
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省