イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/青森県
小川原湖自然楽校
田んぼの用水路で水生生物を探してみよう
- イベント名:
- 田んぼの用水路で水生生物を探してみよう
- メッセージ:
- 田んぼ脇にある用水路にどんな生き物がいるのか調べてみます。
- 開催日時:
- 2018年6月24日(日)9:00~12:00
活動内容
土場川流域にある圃場の用水路で、パックテスト(水質分析器具)による水質調査と、そこに暮らしていた生きものたちを見つけました。初めて見た魚や水生昆虫たちに子どもたちは、とてもよろこんでいました。
水質は中性、COD(化学的酸素要求量)の値は6mg/L~8mg/Lとなっていますが、閉鎖区間ということから見れば妥当な数値で、この結果と生きものとの関係は気にすることがなかったです。
捕えた種類は、魚類がキタノメダカ、イバラトミヨ、モツゴ、タイリクバラタナゴ、ドジョウです。水生昆虫はコオイムシ、マツモムシ、ガムシ(幼虫)です。その他にはタニシ、ヒメモノアラガイ、トノサマガエル、ツチガエルが捕れました。数量は全部で200匹です。
採取した生きものたちは、この後あおぞら水族館へ放流しました。
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生きもの探しを開始~何が捕れたかな?
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捕れた生きものについて説明を聞いています。
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あおぞら水族館へ放流しました。
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 16人
- うち子どもの人数:
- 9人
参加者の声
- コオイムシを見つけられた。
- 細い水路なのにたくさん生きものを見つけることができた。
- 色々な生きものがいて面白かった。
- もっと生きものを捕れればよかった。
- あおぞら水族館に放した生きものたちが元気でいたらいいなと思った。
- 自分の住んでいる地域でも生きものを探せる場所があるといいなと思った。
イベントを振り返って 主催団体より一言
【子どもたちの様子】
子どもたちは初めて見る生きものにびっくりしていました。絶滅危惧種がたくさんいること、絶滅危惧種について学べたことが良かったです。
【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
土地を所有されている方や管理されている方たちにご協力いただき、圃場の用水路で自由に生きものたちを探すことができ、あおぞら水族館で子どもたちの活動が広がりました。
イベント概要
イベント内容
(1)土場川流域の田んぼにおいて、用水路に生息している水辺の生き物を探して、パックテスト(水質分析器具)による水質調査をします。
(2)採取した水生生物を近くにあるビオトープに移設します。
開催場所
- 開催場所:
- 青森県上北郡東北町地内・土場川流域圃場用水路
- 集合場所:
- 道の駅おがわら湖
青森県上北郡東北町上野南谷地122番
実施団体
- 主催:
- 小川原湖自然楽校
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北) 甲地地域緑保全会
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省 土場川土地改良区 国土交通省高瀬川河川事務所