イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/神奈川県
特定非営利活動法人 よこはま里山研究所
竹灯籠づくり&ホタル観賞

イベント名:
竹灯籠づくり&ホタル観賞
メッセージ:
アジサイが咲くこの時期に、里山でホタルを観賞しませんか?竹灯籠づくりに挑戦して、ホタルと光の共演を楽しみましょう。水辺の生き物も観察できます。
開催日時:
2018年6月17日(日)14:30~20:30

活動内容

今回と次回は、里山で竹をテーマにプログラムを組むことにしました。今回は竹林の現状を観察し、伐採・加工しておいた竹で灯籠をつくりました。また、日中、穴川の水辺を観察し、夜になって上流に出現するゲンジボタルを鑑賞しました。竹灯籠づくりと夕食づくりは、ノコギリと包丁を使用しました。親子で取り組む参加型プログラムとして、リスク管理にも努めました。
アンケートの結果によれば、参加者の皆さんの満足度はとても高く、継続して参加したいという声が多くありました。参加されたほとんどの方が相模原市内に在住されており、リピーターとして参加される方々もいることから、この里山に関心を持つ市内のファンの方が増えていると考えられます。また、当日、参加された方に向けて地場の野菜を販売したところ、ほとんど完売となったことから、経済的なメリットも生んでいると思われます。

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
59人
うち子どもの人数:
32人

参加者の声

イベントを振り返って 主催団体より一言

【子どもたちの様子】
・小川での水生生物の観察は、直接生きものに触れることができるので、多くの子どもたちが夢中になって網を振っていました。短時間でも、多くの小魚やサワガニやヤゴなどを見つけることができて、里山生態系の豊かさが感じられたと思います。
・親子での竹灯籠づくりについても、短時間で完成できるようにしていたので、作りがいを感じていただけたように思われます。当初予定していなかったが、竹灯籠に名前や絵などを書けるようにしたところ、オリジナルの竹灯籠をつくることができました。夕方、ロウソクを灯すと、興味を持って竹灯籠を眺める子どもたちがいました。
・ホタル観察については、他の団体の方と混ざってはぐれないように注意する必要がありました。それでも、ライトもつけずに親子で手をつないで現場まで行き、ゲンジボタルを見ることができたので、子どもたちは嬉しそうでした。

【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
・今回は、東京海上日動 神奈川支店の支店長夫妻にボランティアスタッフとしてご協力いただき、参加者の皆さんが楽しんでいる様子に直に触れられたことは、今後のプログラムを協働で進めていく上でも良かったと思います。
・地域団体の「小松・城北」里山をまもる会から、一般の方は入ることのできないホタル生息地へ特別に入る許可をいただいたほか、短時間で竹灯籠を仕上げられる材料の準備、ジャガイモの素揚げのご提供など、多方面で協力いただき、関係性を強めることができました。昨年から3回目の開催となるので、滞りなくプログラムを運営できました。
・プログラムの広報については、相模原市によるご協力の効果が現れているようで、また今回はかなり早い段階で定員いっぱいのお申込みをいただきました。市内の参加者が多く、リピーターのご参加も5組(15組中)と、地元にファンが増えてきた手ごたえを感じます。

【その他】
昨年よりはゲンジボタルの発生数がやや少なかったものの、多くのホタルを見ることができて、参加者の皆さんの満足度は高かったようです。


イベント概要

イベント内容

・水辺の観察
・竹灯籠づくり
・夕食づくり(地元食材を使用)
・ホタル観賞

開催場所

神奈川県相模原市緑区広田15-11城北センター(城北自治会館)
およびその周辺の小松・城北地区の里山エリア

実施団体

主催:
特定非営利活動法人 よこはま里山研究所
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協力:
「小松・城北」里山をまもる会 関東環境パートナーシップオフィス(関東EPO)
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省 神奈川県 相模原市