イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/岩手県
マイムマイム奥州
ひまわりから油をとるプロジェクト ひまわりの種から油をしぼってみよう~ひまわり油とまっちゃん卵でマヨネーズ作りに挑戦~

イベント名:
ひまわりから油をとるプロジェクト ひまわりの種から油をしぼってみよう~ひまわり油とまっちゃん卵でマヨネーズ作りに挑戦~
メッセージ:
初年度となった昨年は、栽培の手順や作業量を確認しながらひまわりの成長を見守り、収穫や種を取る作業などをみなさんにお手伝いいただきました。
今年は、収穫したひまわりの種から油をしぼってみることをみなさんと一緒に体験してみたいと思っています。
みんなが思わず笑顔になる満開のひまわり畑が今年も見られますように・・・。
開催日時:
2018年9月1日(土)10:00~12:00

活動内容

開会式の後、マイムマイム奥州が取り組む地域循環型農業について、講師の小野さんにパネルを使って説明いただきました。その後、前回収穫したひまわりの花から種を取り外す作業を開始すると、思いがけず花にいろいろな虫が棲みついていて、子どもたちは虫が見つかる度に見せ合っていました。作業に慣れてくると自分なりにやりやすい方法を見つけて教えあう光景も見られました。今回みんなで取り外した種の量を確認するために体重計を使用しました。種が入った袋を持つ前と持っている時の差で重さを確認しました。この日の総重量は19.5㎏でした。
次は油をしぼる体験をしました。南部鉄器で乾煎りした種は、表面の黒い皮をむくとそのままでも美味しく、「これ止まらない~」と次々に口に運ぶ子どももいました。小さい子どもから順番に交代でハンドルを回し、子どもたちは全員体験することができました。搾りたての油は香ばしい風味で、舐めてみるとすぐにその美味しさが分かるものでした。
最後はマヨネーズを作りました。循環型農業の取り組みから生まれた“まっちゃん卵”と昨年の種から搾ったひまわり油を酢と混ぜて、ブレンダーでかくはんしました。市販のものと比べるとドレッシングに近い液状のマヨネーズになりましたが、採りたて野菜につけてみんなで美味しくいただきました。
普段は苦手な野菜をもりもり食べているお子さんたちにお母さんたちはビックリしていました。「家でもこうだといいなぁ」と目を細めていました。

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
12人
うち子どもの人数:
6人

参加者の声

イベントを振り返って 主催団体より一言

【子どもたちの様子】
循環の説明では、分からないことはすぐ質問し、自分なりに理解していた様子でした。「自分もやりたい!」という声が終始聞かれ、全員が積極的に参加していました。油や野菜の美味しさを感じ「すごい!」「おいしい!」と声をあげながらもりもり食べている様子は、保護者にも、スタッフにとっても、とても嬉しい光景でした。野菜を育ててみたいという気持ちにまで発展したことは大きな成果と感じました。子どもたちが、花も虫も生きていると感じる瞬間があったことが会話やアンケートに表れていたことはとても良かったです。花を育てることが虫たちを守ることにもつながるという考えに至った子どももいました。

 【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
地あぶら工房デグノボンズの小野寺様に講師をお願いしたことで、スタッフも参加者の方と共に学び楽しめるイベントとなりました。東京海上日動 盛岡支店の中村支店長様にもご参加いただけたことで、グリーンギフトの目的や取り組みをより具体的に周知することができました。当日の資料と一緒にめぐみネットのイベントチラシを配布したところ、興味深く見ていた親子さんもいました。参加者の方は野外での体験や環境学習に関心のある方が多いので、今後も情報を提供していきたいです。

【その他の感想】
子どもたち同士が早い段階で打ち解け、保護者から離れて自主的に行動していたことで、イベントを進めやすい良い雰囲気ができていました。当日欠席された方がいて、当初の予定より参加された人数が少なくなりましたが、子ども一人ひとりが主役となり、参加された全員の方にそれぞれの体験をしていただくことができたことが良かったです。


イベント概要

イベント内容

今年度のGreenGift地球元気プログラム2回目となる今回は、前回収穫したひまわりの花から、良い状態の種を選別します。選別作業には唐箕(とうみ)という昔ながらの農機具も使用します。種を選別した後は、ひまわり油と、まっちゃん卵を使って素材を活かした自家製マヨネーズ作りに挑戦!家でも簡単に作れるレシピをご紹介します。

開催場所

名称:
胆沢トレーニング農場セミナーハウス(「農家レストランまだ来すた」隣り)
住所:
岩手県奥州市胆沢区若柳字大立目19

実施団体

主催:
マイムマイム奥州
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協力:
東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省