イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/愛知県
特定非営利活動法人 もりの学舎自然学校
げんきの森づくり~みんなの森を知ろう~
- イベント名:
- げんきの森づくり~みんなの森を知ろう~
- メッセージ:
- 子どもたちが集える森を子どもたちの手で作っていこう。森に棲む生きものたちのことを知ろう
- 開催日時:
- 2018年5月12日(土)10:00~14:00
活動内容
5月のげんきの森づくりでは、対象とするエリアを広げました。これまでのげんきの森づくりを行ったエリアやその周辺にどんな生きものが棲んでいるのか調べるためです。人工林ではない森の手入れを行っていくには、そこに棲む生きもののことも考えることが大切です。そのために今回は参加者の皆さんに、森の生きもの探しをしていただきました。生きもの探しの時間は、子どもはもちろん、大人も一生懸命になって生きものを探し、捕まえたりしました。参加者の皆さんは、思っていたよりもたくさん生きものがいることや初めて見る生きものがたくさんいることにおどろいていました。
採集した生きものは記録を残すために、観察して図鑑シートを作るようにしました。森に棲む生きものたちがどんなところにいたのか、どんな姿をしているのか観察し、図鑑シートを描きあげました。50枚のシートができました。観察している最中に、その生きものを好きになり、ずっと手にのせている子どももいました。森という場所でそこに棲む生きものたちに出会えたことがうれしかったようです。身近な森にも色んな生きものが棲んでいることを知ってもらう事ができました。
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森の中で生きものを探してます。
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図鑑シートを作成しています。
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イベントの出来事について、みんなで話をしています。
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 53人
- うち子どもの人数:
- 26人
参加者の声
- 自分で虫をつかまえて、名前を知ることができた、ゆっくり観察できた。
- 人の生活の場の身近に多くの生きものがいることを知った。
- 生き物の多様性のバランスの上に環境がなりたっていることに気がついた。
- 森の中に入れて楽しかった。
- 虫には不思議なことがたくさんある。
- 虫がいっぱいいると楽しそう。
- 自然の中には毒のある生きものもいて注意する点について知識がついた。
イベントを振り返って 主催団体より一言
【子どもたちの様子】
生きもの探しの経験が少ない子どもが多くいました。カブトムシやクワガタではない、生きもの・昆虫が森には棲んでいることに気づくことができたようです。さわれなかった生きものにさわることができるようになったようです。
【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
ボランティアの皆さんが、自主的に参加者の方と積極的にコミュニケーションをとってくださっていました。そのため、自然学校のスタッフはプログラムの進行、運営により注意をそそぐことできました。
【その他の感想】
「生きもの」という観点は、たくさんの人が興味を示しやすい観点であることを、改めて感じました。捕まえることに重点を置いていましたが、参加者の皆さんの様子を見ていて、もう少し踏み込んだ生態系などにもつなげていくことができると感じました。
イベント概要
イベント内容
前年度から手入れをしている森を含むエリアの生きものの調査を行います。見つけた生きものを観察して、記録を残していきます。
開催場所
愛・地球博記念公園(モリコロパーク) もりの学舎および周辺の森
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 もりの学舎自然学校
- 共催:
- 愛知県 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 中部環境パートナーシップオフィス
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省