イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/秋田県
一般社団法人 あきた地球環境会議
知ろう!学ぼう!楽しもう!男鹿の里海 ~磯観察と海藻押し葉体験~ 第1回
- イベント名:
- 知ろう!学ぼう!楽しもう!男鹿の里海 ~磯観察と海藻押し葉体験~ 第1回
- メッセージ:
- 身近な食材である海藻などを用いた押し葉体験と磯観察を通じて、秋田の海の自然環境について学び、海の森の幸を楽しみます。
- 開催日時:
- 2018年7月14日(土)9:00~13:00
活動内容
(1)海の森の入り口である磯・浜辺を観察
少し風が出ていたため、海岸から数メートルまでの範囲で観察を行いました。魚類は観察できませんでしたが、カニや貝が多くみられ、講師の方に種類や名前を教えていただき、参加者の皆さんは興味深く観察していました。
<観察できたもの>
(カニ)イソガニ、ヒライソガニ、ホンヤドカリ
(貝)イソニナ、ウミニナ、クボガイ、レイシガイ、カサガイ、ヒザラガイ、イシダタミ、コシダカガンガラ 各10~20貝ほど
(その他)ハマトビムシ、ヨコエビ 各500~1000匹ほど
(2)海藻押し葉体験
最初に、海藻が多く生育している藻場の役割などについての解説の後、講師の方に事前に準備いただいた、男鹿で採取された海藻を用いて、押し花の要領でハガキに貼り付けを行いました。参加者の皆さんは、色とりどりの海藻から多様な絵柄を作成していました。 ※海藻は6種類
(3)海の森の幸を味わう
男鹿の海で取れた、サザエとイガイの炭火焼きと地元食材を使った豚汁、おにぎりを味わいました。講師の方からは、使用した食材の種類とその育て方、食べ方などの紹介があり、参加者の皆さんは興味深く聞いていました。
-
事前に採取した生きものについての解説を聞いています。
-
海藻の押葉作成の説明を聞いています。
-
押葉を作成しています。
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 20人
- うち子どもの人数:
- 10人
参加者の声
- 身近にこのような素晴らしい自然があることを知りました。
- 全ての生きものに役割があると改めて感じました。
- 鵜ノ崎海岸は日本でも珍しい海の生きものが多くいる宝庫です。
- これからも、子どもたちと一緒に魚介類の観察をしたり、押葉を作ってみたいと思いました。
- ゴミの分別・出し方について考えます。
- 環境について改めて考えて、きれいにする努力をしたいと思いました。
- これからは、海岸にゴミが落ちていたら拾います。
- 海岸に化石がありました!
- また、海藻の押葉を作ってみたいです。
- 海の生きものを詳しく調べたいです。
- 海にゴミが落ちていたら拾うようにします。
イベントを振り返って 主催団体より一言
【子どもたちの様子】
海に近い街に住んでいても、海水浴に来ることはあまり多くなく、生きものを観察をする機会が少ない子どもたちは、本活動で講師の方から、生きものの種類ごとに詳しく教えてもらい、実は身近に多くの種類の生きものがいるだけでなく、どう自然とかかわっているかなど、詳しく学べる機会となったようです。また、空き時間を利用して、講師の方から海岸に漂着しているゴミについてのお話もあり、実際にゴミ拾いも行ったことで、環境保全の重要性に参加者の皆さんが気づかれたようです。
【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
海辺の生きもの観察など、水産業、漁業、畑、仕出しなどそれぞれの分野で活躍する方々と連携することで地元でこのようなイベントを開催できることを今回の経験を通じて学びました。雨天により開催が延期されましたが、講師の方については、代わりの方(予備日担当)に対応いただいたり、担当される講座部分のみ参加いただくなどスケジュールを調整いただいて、複数の団体・関係者が連携して準備を進めてきたことで、スムースに開催できました。
【その他の感想】
アンケートでは、大変満足とのご回答を多くいただきました。新たに知ったことや意識の変化などがあった参加者の方も多くいたようです。次回では、よりよい結果となりますよう、連携・協働団体の方々と再度打ち合わせ・振り返りを重ね、本活動を実施したいと考えています。
イベント概要
イベント内容
- (1)海の森の入り口である磯・浜辺を観察
- 海と私たちのつながり、環境問題による海の生態系の変化について学ぶ
- (2)海藻押し葉体験
- 色とりどりの海藻について学び、押し花の要領でハガキに貼り付ける
- (3)海の森の幸を味わう
- 地元でとれた海藻や魚介類などを使った郷土料理を学び、味わう
開催場所
鵜ノ崎海岸
- 集合場所:
- 鵜ノ崎海岸
- 住所:
- 〒010-0531秋田県男鹿市船川港台島鵜ノ崎
- TEL:
- なし
実施団体
- 主催:
- 一般社団法人 あきた地球環境会議
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 秋田県水産振興センター 男鹿のうみうし 男鹿市観光商工課 かねがわ畑
東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北) - 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省