イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/和歌山県
特定非営利活動法人 Blue Ocean for Children
片男波海水浴場での地曳網と環境学習

- イベント名:
- 片男波海水浴場での地曳網と環境学習
- メッセージ:
- 片男波海水浴場で海岸に漂着するゴミ拾いをし、どのようにゴミが漂着し、自然にどんな影響があるかを学びます。また、地曳網体験により、漁の方法、獲った魚の調理を見学し、その魚で昼食をとります。環境への配慮を考えながら、新鮮な魚の美味しさを楽しんでいただきます。
- 開催日時:
- 2018年10月28日(日)10:00~13:30
活動内容
環境学習では、和歌山県庁の職員の方に「わかやまの美しい海をまもろう」の小冊子を使って海岸の漂着ゴミ、マイクロプラスチック、生物への影響等についてお話ししていただきました。海岸のゴミ拾いは、家族ごとに人工物(紙、ビニール、プラスチック、缶、ビン、ペットボトル等)のゴミを中心に拾ってもらい重量をはかりました。家族の人数で割り算して、一人あたりの重量で上位5家族に近くの海岸で集めた貝殻をプレゼントしました。皆さん、上位を目指して、ゴミ拾いも楽しんで行なっていました。
地曳網は和歌浦漁業協同組合の方の指導のもと全員で網を引いて実施しました。獲った魚は調理を見学して、焼き魚等を全員でいただきました。漁業について、和歌山の水産物の紹介と和歌浦湾で行なっているシラス漁のお話しや、アサリの養殖を復活させるお話しを聞きました。
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ゴミ拾いをしています。
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ゴミの計量が気になります。
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みんなで地曳網をしています。
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 50人
- うち子どもの人数:
- 28人
参加者の声
- ゴミ拾いの競争がものすごくもりあがっていました。ゴミがいっぱいだと思いました。また、参加したいです。
- 魚をいっぱい食べました。地曳網はなかなか経験できないし、地域のことがわかってよかったです。ゴミ拾いはプレゼントで競ったので、最後まで夢中でできて楽しかったです。
- 魚嫌いの子どもがおいしく食べてくれました。
- ゴミをたくさん拾って、おいしいお魚が食べられて、すごく楽しかったです。ありがとうございました。
- 地曳網がおもしろかったです。なかなか個人で体験する機会がないので貴重な体験でした。
- 大きなカンパチを手で触ることができてうれしかったです。
- 海ではよく遊ぶけれど、ゴミの多さに悲しくなります。一人ひとりの心がけが大切だけど、その大切さを発信させることも大切と感じました。
- いろいろなゴミが思っていたよりたくさんあり驚きました。ゴミを捨てないこと(ポイすて)はもちろんのこと、少しでもゴミを見つけて拾い、小さな積み重ねで少しでも減るようにできればと思います。
- ゴミがいっぱいありました。きれいでない所も掃除することによってきれいになると思いました。
- ちょっと見るとゴミが少なく見えたけど、ゴミ拾いをしてみたら、たくさんありました。
- ちゃんとゴミ箱に捨てて、海などに捨てないようにします。
- ゴミを見つけたら拾うようにしたいです。
イベントを振り返って 主催団体より一言
【子どもたちの様子】
環境学習後に家族ごとに競うゴミ拾いは、とても興味を持ってもらえて、積極的にゴミ拾いに参加していただけました。生物への影響も訴えたので、その後の地曳網と魚食によって、参加者の皆さんも、より具体的に理解されたと思います。
【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
県庁職員の方に環境学習を依頼しました。資料をもとにわかりやすくお話しいただき、参加者の皆さんの理解がより深まったと思いました。
【その他の感想】
天候の影響で開催日が変更になったため、参加者が減ったことは残念です。しかし、イベント当日は天気にも恵まれ気持ちの良い砂浜での活動になりました。子どもたちも裸足になって砂浜を走り回っていました。皆さん、怪我もなく無事に楽しんでいただけて良かったです。
イベント概要
イベント内容
当NPO法人のスタッフによる補助のもとで地曳網体験を行います。
ご家族ごとでゴミの重量を競い、○kg/人を集計し、上位のご家族を発表します。
海の環境を綺麗に保つことの大切さを知り、魚食を勧めます。
開催場所
【片男波海水浴場】 〒641-0022和歌山市和歌浦南3
JR和歌山駅から和歌山バス「不老橋」下車徒歩約10分
乗用車での来場時は片男波海水浴場駐車場に駐車可能
(駐車料500円/日)
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 Blue Ocean for Children
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省