イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/香川県
特定非営利活動法人 アーキペラゴ
豊島で考える 暮らしとごみと自然のつながり
- イベント名:
- 豊島で考える 暮らしとごみと自然のつながり
- メッセージ:
- 産業廃棄物を取り除いて1年以上経った現場はどうなっているのか?産業廃棄物の中に含まれていた”ごみ”と、豊島の海岸で見つけた”ごみ”を見比べることで、自分たちがこれからどうするべきかを考えます。
- 開催日時:
- 2018年7月21日(土)8:00~16:15
活動内容
午前中に産業廃棄物処理跡地を訪れました。かつての住民運動の歴史が展示されている『こころの資料館』も行ったことはありましたが、今回は通称『はぎ取り』と呼ばれる、埋められていた産業廃棄物を掘り出した壁面展示を見学しました。その後、海岸へ行きビーチクリーンアップを行いました。自分たちの生活で出るようなごみをたくさん拾いました。
-
あ!これも車の部品かな?
-
お話を聞いています「初めて産廃が埋められたのは、かなり前です」
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お話を聞いています「海ごみには私たちが出したごみも含まれてるんです」
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 19人
- うち子どもの人数:
- 3人
参加者の声
- 日々の生活の中でも必要か不要かを考えながらモノの購入や廃棄を見極めていこうと思いました。
- ウミゴミラ*は海を大切にしているので、私も海に行ってごみを見つけたら拾って環境を守りたいです。
- *瀬戸内海の海底に棲みついた海ごみを食べて生きる謎の巨大生物(海獣)。
香川県海ごみ対策推進協議会のキャラクター
- *瀬戸内海の海底に棲みついた海ごみを食べて生きる謎の巨大生物(海獣)。
- 海にはたくさんごみがあって、それを拾うのは楽しかったです。
- 海岸が思ったより汚かったので、これからはごみ拾いをしようと思いました。
イベントを振り返って 主催団体より一言
今回の開催は、猛暑且つ西日本豪雨直後ということもあり、かなり少人数の参加で、自然の脅威を感じながらのイベントとなりました。産業廃棄物の壁面展示の前では、皆さん、しばらく立ち止まったままその場を動かず見学していました。 産業廃棄物跡地から、すぐそばの高台から見える海の美しさ、海水のきれいさと、手前の海岸に落ちているゴミとが対比するものがあったことに、少なからず、衝撃を感じたようでした。タイヤらしきものが見つかると、他にどんなものが埋められていたか、自分たちがわかるものが他にないか、壁面展示の隅から隅まで見ていました。”産業廃棄物”ではあるものの、知っているものを見つけられる度に身近な問題としてとらえられていたようです。その後、海岸でのビーチクリーンアップでは自分たちの生活で出るようなごみをたくさん拾いました。香川県環境管理課の方の「海岸のごみは川を辿って海に流れ出たものが多くある」というお話を聞き、かなり驚いていた様子でした。 昼食時には島の方たちに食事を準備していただき、島で活動している方々のお話を聞く機会もありました。産業廃棄物問題だけでなく、豊島がどんな島なのかを知る機会にもなりました。
イベント概要
イベント内容
・産業廃棄物処理施設(跡地)見学
・豊島の食をいただきながら、豊島の方たちと交流
・ビーチクリーンアップ開始
ICC方式でごみの種類と数を調査
ビーチコーミング
香川県環境森林部環境課の方の海ごみについてのお話
開催場所
香川県 豊島(てしま)
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 アーキペラゴ
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 四国環境パートナーシップオフィス(EPO四国)
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省