イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/奈良県
特定非営利活動法人 宙塾
菜の花と橘で結ぶ記紀万葉の道巡り 第6回 ~山の辺の道~

イベント名:
菜の花と橘で結ぶ記紀万葉の道巡り 第6回 ~山の辺の道~
メッセージ:
菜の花を育てて自然の循環を学びましょう。搾った油を山の辺の道沿いの寺社に奉納し、世界の平和を祈りましょう!その後、菜の花まつりに参加します。菜の花を鑑賞したり、昨年(2018年6月)のイベントで育てた菜の花の油で揚げた菜の花天ぷらを食べて、写生やコンサート、紙芝居、ゲームなどを楽しみましょう。
開催日時:
2019年4月7日(日)9:30~15:00

活動内容

最初に菜種油を奉納しました。伊射奈岐神社は古墳時代にさかのぼる歴史ある神社です。その話を聞いて参加された方々は驚いていました。近辺に住んでいても、山の辺の道を歩いたことがない子どもたちもいて、親子でいろいろなことを話しながら歩いている様子は大変微笑ましく思いました。親子にとっても良い体験だったという声も聞かれました。菜の花祭り会場では、前回同様に天理市長に来ていただき、区長など地元の有力者が多くご参加、ご協力してくださり、地域全体で環境や景観を守り、子どもたちのために、この素晴らしい財産を残していこうという機運が盛り上がっていることがよくわかりました。私たちの作った菜種油を使った菜の花天ぷら、オカリナコンサート、万葉集朗読、紙芝居、写生大会、メダカすくい、木工クラフトなど盛りだくさんのプログラムを多くの地元の人たちが支える素晴らしいお祭りでした。子どもたちはのびのびとのんびり好きなことをする時間を楽しんだと思います。宙塾は、「県内の地域団体と共催して、その地域の子どもたちが多くの人たちとつながりを深め、環境改善・保護に対する取り組みにより積極的になるお手伝いをする。」という目的へ確実に成果を出しているように思います。

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
53人
うち子どもの人数:
26人

参加者の声

イベントを振り返って 主催団体より一言

【子どもたちの様子】
子どもたちは、菜の花の畑を実際に歩いて観察したり、菜の花を摘んだりしました。小さな畑でも、農薬等を使わないで栽培をしていると、蜂、蝶、鳥、蜘蛛、ミミズ、テントウムシなど、多くの生きものが関わって、豊かな生態系を作り上げていることに気づいた様子でした。菜の花の独特のにおいや、柔らかい花やつぼみを摘む感覚、小動物がついているのを発見・体験することができて、すごく喜んでいる様子が印象的でした。子どもたちの驚いた表情や、生き生きと輝く目で自然に触れている様子を見ていて、ボランティアの方々も「菜の花畑をゆっくりと観察しながら歩くことはすごくいいですね」と喜んでくださいました。また、自家製菜種油での菜の花や、カボチャ、サツマイモなどの天ぷらは、菜種油の香りが豊かで、美味しくカラッと揚がっていると人気が高く、何度もおかわりする子どももたくさんいました。本物の味は子どもにもしっかり伝わったと思います。

【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
早めに、開催計画や事前打ち合わせを行ったことにより、より多くの方々に広報できました。その結果、オカリナ演奏、万葉歌の朗誦、紙芝居の制作、メダカすくい、木工クラフト、天ぷら隊など、様々な方がそれぞれの得意分野で子どもたちを楽しませる企画を提案し、実施いただきました。宙塾との関係もより深めることができ、今後の活動につながる手ごたえを十分に得られました。お忙しい中、第2回イベントに引き続き、天理市長にご挨拶に来ていただきましたことに感謝いたします。


イベント概要

イベント内容

黒塚古墳展示館の駐車場に集合して、伊射奈岐神社で菜種油を奉納します。崇神天皇陵から景行天皇陵へと山の辺の道をウォーキングした後、菜の花の栽培地に行き、菜の花まつりイベントに合流します。オカリナ演奏、紙芝居、山辺の道に関係した万葉歌の紹介と歌詠みを楽しみます。その後、菜種油を使った天ぷらをいただきます(お昼は参加者のみなさんにご持参いただきます)。写生大会と表彰式を行った後、閉会となります。

開催場所

JR柳本駅:奈良県天理市柳本町1306(最寄り駅)
黒塚古墳:奈良県天理市柳本町1118-2(JR柳本駅より東へ徒歩約5分)
伊射奈岐神社:奈良県天理市柳本町1899
景行天皇陵(山の辺の道沿い)付近:奈良県天理市渋谷町

実施団体

主催:
特定非営利活動法人 宙塾 山の辺の道ファンクラブ
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協力:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC) 特定非営利活動法人 ナルク奈良
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省 奈良県 奈良県地球温暖化防止活動推進センター