イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/山梨県
特定非営利活動法人 木netやまなし
丹波山村で考えよう!里山の環境問題。感じよう!森の恵み。

- イベント名:
- 丹波山村で考えよう!里山の環境問題。感じよう!森の恵み。
- メッセージ:
- 里山地域の抱える生態系や環境の変化・森と人との暮らしの関わりについて、自然を生かした農業や地域伝統の味噌作り体験などの里山の暮らし体験を通して考えてみよう。
- 開催日時:
- 2019年4月20日(土)10:30~17:30
活動内容
イベントの最初に、獣害防止柵の中で農作業体験をしました。地元の特産物のジャガイモの植え付けを行い、豊かな自然環境によっておいしい作物が育つことを学びました。子どもたちは、泥だらけになりながらジャガイモを植え付け、村の方が事前に育ててくれたノラボウ菜を収穫し、午前中いっぱい飽きることなく農作業体験を楽しんでいました。昼食は、地域のボランティアのお母さん方が地元の食材で作ってくださった昼食をいただきました。普段食べる機会の少ないワラビやノビル、ヨモギ、鹿肉などを、子どもたちは美味しそうにたくさん食べていました。味噌作りでは、味噌の歴史、自然と暮らす知恵や、自分たちが口にするものがどのように出来ているのかを知りました。また、玉切り体験を行なう中で森が水を守り、その水で農作物が育っていること、山や森を守ってくれる人がいて私たちの生活も守られていることを学びました。
ジャガイモの植え付け 9列、種芋 72個程度
味噌作り 大豆5kg
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ジャガイモの植え付けをしています。~大きく育つように肥料もしっかりあげました!
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楽しい味噌作りをしています!
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玉切り体験をしています。
林業にも興味津々!
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 25人
- うち子どもの人数:
- 14人
参加者の声
- のどかな自然の中で、いろいろな体験ができて良かったです。
- 身近にコンビニがあり、すぐに物が手に入る生活の中で考える力がなくなってしまっていると思いました。
- シカの肉が柔らかくて美味しいことを知りました。
- 地域に出没したシカを丹波山村で解体して食べていることを知りました。
- 山の木々のおかげ、地域の方々のおかげで、水や命の恵みをいただけていると思いました。
イベントを振り返って 主催団体より一言
今年度も、丹波山村でプログラムを実施しました。
今回は、農作業体験、味噌作り体験、間伐体験を通して、今起こっている獣害の問題や自然と暮らす知恵を知りました。山や森の機能も学びました。山から離れたところに住む自分たちの生活も、山や森からたくさんの恵みをもらっていることや、その環境を山村に住む人たちが守ってくれていることを考えるきっかけになりました。子どもたちは、収穫、植え付け、味噌作り体験を通し、日ごろ食べている野菜や味噌がどのようにできるのかを知りました。また、子どもたちは、初めて体験することが多く、驚きながら、いろいろなことに興味を持って楽しく一日を過ごしていました。
今回も丹波山村の地域おこし協力隊の方々にご協力いただき、企画、調整を行いました。全体を通して自然環境(山や森)と生活のつながりを伝えられるプログラムになったと感じます。今回もボランティアのお母さん方が昼食を作ってくださるなど、地域の方々にご協力いただきました。初めて参加される方も多く、たくさんの方にこのプログラムを知っていただくことができました。リピーターの方にも新しい発見や、理解を深めていただけたと感じています。
イベント概要
イベント内容
・大豆の植え付けと味噌作り体験
・森と獣害のお話し、獣害対策の取り組みと鹿肉処理場見学
・地元の食材を使った昼食
開催場所
- 開催場所:
- 山梨県北都留郡丹波山村
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 木netやまなし
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 丹波山村 株式会社アットホームサポーターズ 公益財団法人オイスカ 関東地方環境パートナーシップオフィス(関東EPO)
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省