イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/愛媛県
特定非営利活動法人 どんぐり王国
触・植・食(ふれる・そだてる・あじわう) 3しょくプロジェクト ~環境保全・共生・食育~ ビオトープを作って身近な自然環境を見守ろう~

イベント名:
触・植・食(ふれる・そだてる・あじわう) 3しょくプロジェクト ~環境保全・共生・食育~ ビオトープを作って身近な自然環境を見守ろう~
メッセージ:
水源地を含む自然豊かな里山に、地域の自然の縮図となるビオトープを作りながら、自然の循環を体験しよう!
開催日時:
2019年7月28日(日)9:30~15:30

活動内容

最終回となる今回は、「つながり」を意識したプログラムを企画しました。恒例の子どもとスタッフのペアリングを行い、午前中はたっぷり時間をとって生きもの探し。第2農場休憩所周辺とビオトープで、たくさんの生きものを見て触れて確認。ペアで協力してワークシートに名前や数を書き込んだあと、すべての生きものは自然の中に返しました。お楽しみの昼食では、竹で作った約10メートルの流しそうめんに歓声!子どもたちが畑でもいだトウモロコシは、濃厚な甘みでした。午後は桜の木陰で学習会。子どもたちが見つけた生きものを、図鑑から切り抜きボードに貼っていきました。47種272匹の生きものを確認しました。グループ学習はメダカ・イモリ・ヤゴがどんなものを食べるのか、食物連鎖について。ミミズや赤虫、ミジンコなどを子どもたちがそれぞれの水槽に入れて、餌を食べる様子を観察しました。顕微鏡でプランクトン等の標本を見て、生きものや自然のつながりを考えました。

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
28人
うち子どもの人数:
14人

参加者の声

イベントを振り返って 主催団体より一言

今回も東京海上日動様、四国EPO様より、たくさんの方がスタッフとして参加してくださいました。子どもとのペアリングが特徴の当団体のスタイルを理解していただき、子どもと密に関わって1日を過ごしました。一緒に虫を探したり、図鑑を切り抜いたりしながら時間が経つにつれ、だんだんとお互いリラックスしていくのがわかりました。お母さんにくっついていた子が、ペアのお姉さんとしっかり手をつなぐ姿。かがみ込んで、子どもさんの話を一生懸命聞いているスタッフ。元気いっぱいの子を規制せず、みんなの輪から外れないような配慮等々。子どもに一人ずつ担当のスタッフがいること、全体を見守る充分なスタッフがいることで、保護者も子どもも安心して伸び伸びと活動することが出来たと思います。暑い1日でしたが、いきいきと活動する子どもたち。グループ学習では、全回参加のリピーターの子が、初参加の子にいろいろ教えてあげる場面も見られました。学習の時間「ヤゴは何を食べると思う?」という講師の質問に、シャイだと思っていた女の子が、大きな声で即座に「オタマジャクシ!」と答える場面がありました。この子は以前、その様子を見たことがあったそうです。体験したことが子どもの自信になっていくと感じられました。本プログラムが子どもたちのなかに、体験として根付いてくれたら嬉しいです。また、子どもの時「どんぐり王国」で自然体験学習等に参加した経験を持つ保護者が、家族を連れてイベントに参加してくださいました(3組)。確実に次世代へつながる活動であることも実感でき、大変有意義な3年間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。


イベント概要

イベント内容

【共生】最終回となる今回は、様々なつながりを意識したプログラムを企画しました。ビオトープの池やその周辺での生きもの探しは、観察のテーマを与え、より深い観察が行えるようスタッフがサポートします。春の生きものとの違いや、ビオトープの中での食物連鎖について、学習会を行います。
【食育】自然の恵みを味わう目的で、当法人が基盤としている循環型農業で栽培した有機野菜等を使った昼食を提供します。
【共生・環境保全】自然と生きもの、自然と人間、自然を通じたつながりから人と人のつながりに結びつくイベントにしたいと思います。

開催場所

特定非営利活動法人 どんぐり王国 第2農場(愛媛県西予市宇和町明間2530番地)
松山自動車道宇和インターより野村方面へ車で10分
西予市宇和町明間 名水百選 観音水 すぐそば

実施団体

主催:
特定非営利活動法人 どんぐり王国
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協力:
四国環境パートナーシップオフィス(四国EPO)
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省 西予市教育委員会