イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/東京都
公益財団法人 日本自然保護協会
東京自然教室「土のなかの生きもの博士になろう!」
- イベント名:
- 東京自然教室「土のなかの生きもの博士になろう!」
- メッセージ:
- 皆越ようせいさん(自然写真家)を講師に、落ち葉の土のなかの小さな生きもの(土壌動物)の世界を観察して、その多様な種類と役割を学びます。
- 開催日時:
- 2019年9月7日(土)9:45~12:30
活動内容
雑木林で落ち葉をめくって土のなかの生きものを探す観察では、ルーペとケースを一人ずつが持ち、それぞれでさまざまな生きものを見つけて、それを全員で見る・・・という少人数ならではの方法で関心を持ってもらうことができました。朽木でくらす生きものを探す観察では、ミミズが卵から孵化する場面や赤いダニを見つけて、子どもだけでなく大人からも歓声があがっていました。
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朽木のなかにどんな生きものがいるかな
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落ち葉の下にどのくらいの生きものがいるかな
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皆越さんの写真で解説
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 20人
- うち子どもの人数:
- 9人
参加者の声
- 小さな虫も自然の循環の中で重要な役割を果たしているのだと、あらためて考えさせられました。
- 何もいないような場所にも必ず何か生きものがいる。目を止めてみようと思った。
- 中学生の子にも今回の話をして、一緒に土壌生物を探してみたい。
- ミミズの卵胞をはじめて見て、そこから生まれる様子も見られて興奮しました。
- 子どももとても楽しんで夢中になっていました。
- 皆越ようせいさんの話がとても興味深かったです。
- 顕微鏡で生物を見たのがものすごくおもしろかった。
- 同じ公園でも、自然の専門家の方々と一緒に散策すると新たな発見があります。こういう取り組みが家の近くでもあったらいいな、と思いました。
- いつもは、避けていましたが、子どもたちと一緒に積極的に土に触れてみようと思いました。
- 冷房ではない緑の涼しさや、土の温かさ、微生物に支えられている私たちの環境など、今回参加したことであらためて自然に感謝し、大切にしていかなくてはいけないと感じました。
イベントを振り返って 主催団体より一言
【子どもたちの様子】
自然観察のとき、子どもたちが関心をもって積極的に生きものを探してくれました。また、大人も含め、普段気にしない「分解者」について学ぶ機会になりました。
【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
講師の皆越さんとははじめての連携で、素晴らしい写真による解説で、興味と理解が深まりました。長池公園では、別途、皆越さんを講師としたイベントが開催されることにつながりました。
当日は、長池公園に来ていたインターン学生(2名)の活動の機会にもなりました。
【その他の感想】
なかなか子ども向けに開催されていないテーマなので、今回の経験をもとにプログラムとして確立していきたいと思います。
イベント概要
イベント内容
・長池公園の雑木林で、落ち葉をめくり、土壌動物を観察します。
・講師・皆越ようせいさん(自然写真家)によるスライド解説。
開催場所
〒192-0363 東京都八王子市別所2-58
長池公園自然館 工作室
実施団体
- 主催:
- 公益財団法人日本自然保護協会
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- NPOフュージョン長池、関東EPO(関東地方環境パートナーシップオフィス)
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社