イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/神奈川県
特定非営利活動法人 よこはま里山研究所
親子で里山体験 ~畑の恵みを味わい、水辺ガサガサを楽しむ

イベント名:
親子で里山体験 ~畑の恵みを味わい、水辺ガサガサを楽しむ
メッセージ:
畑で大豆を収穫してから親子で郷土料理をつくり、昼食後は川に入って水辺をガサガサ、生きものを観察します。
開催日時:
2019年9月14日(土)10:00~15:00

活動内容

曇り空の過ごしやすい天気のもと、1日で3つの活動を体験しました。
午前中はまず、 6月のイベント時に苗を植えた枝豆を収穫しました。すぐに湯がいて食べ、お土産として枝付きの枝豆をお持ち帰りいただきました。豆の出来はまちまちでしたが、小さくてもどれも香りが良く、甘味があっておいしいという声が聞かれました。つぎに、国産小麦を地元の製粉所が挽いた小麦粉から、生地を棒で伸ばしたり、包丁で切ったりして、親子でうどんを作りました。うどんを茹でている間には、午後のプログラムの導入として、水辺の生きものについて田口正男先生からお話をうかがいました。田口先生は、この地域の谷戸に40年間も通っているスペシャリストですので、非常にわかりやすかったと好評でした。茹で上がったうどんは、地場野菜と合わせた郷土料理「ごっちゃ煮」として味わいました。これも、おいしくいただきました。
午後は、谷戸を流れる穴川に入り、水辺ガサガサと生きもの観察を体験しました。さまざまな生きものに出会うことができ、その中には、田口先生がこの川で初めて見たというカジカも確認できました。ほかにも、魚類ではドジョウ、アブラハヤ、昆虫ではゲンゴロウの仲間、ミズスマシの仲間、トンボ類、ヘビトンボ、ガガンボ、アメンボなどの幼虫、甲殻類では、サワガニやアメリカザリガニなどが見られました。

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
51人
うち子どもの人数:
26人

参加者の声

イベントを振り返って 主催団体より一言

【子どもたちの様子】
「枝豆を育てたい」「もっと虫を捕まえたい」と、一度体験したことをさらに深く追求したいという探究心が見られました。また、町の近くにもたくさんの自然があり、川には想像以上に多くの生きものが生息していることを知り、身近な自然に対する関心が高まったようです。また、お父さん方が水辺の生きもの探しに真剣な眼差しで取り組んでいる様子につられて、子どもたちも必死に探していたように思います。

【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
今回のプログラムは、同じ運営体制による6回目の開催であったため盛り沢山な内容でしたが、とてもスムーズに企画・運営を進めることができました。また、水辺の生きものに詳しい先生の解説は、学校の授業とは一味ちがって、子どもたちの興味をひきつけられたように思います。

【その他の感想】
3年間のプログラムを予定通り開催することができて、安堵しています。参加者へのギフトという点では、毎回、定員以上のお申込みをいただき、参加された方の満足度は非常に高かったので、相応の体験を提供できたと思います。これは、行政(神奈川県・相模原市)としっかり協働でき、たくさんのスタッフによって運営できたおかげだと思います。


イベント概要

イベント内容

・大豆(枝豆)の収穫
・親子で相模原の郷土料理づくり
・水辺ガサガサ、川の生きもの観察

開催場所

神奈川県相模原市緑区広田15-11城北センター(城北自治会館)
およびその周辺の里山エリア

実施団体

主催:
特定非営利活動法人 よこはま里山研究所
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協力:
関東環境パートナーシップオフィス(関東EPO)
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省 神奈川県 相模原市