イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/佐賀県
特定非営利活動法人 元気・勇気・活気の会(三気の会)
地域の大切な資源 クリークの保全

- イベント名:
- 地域の大切な資源 クリークの保全
- メッセージ:
- 環境に優しい伝統農法「ごみくい」を復活させましょう!
- 開催日時:
- 2014年12月23日(火)9:00~13:00
活動内容
クリーク(農業用水路)の底泥を揚げる「ごみくい」と、会場周辺でのごみ拾い活動を実施しました。ごみくいは佐賀大学の学生等大人を中心に人力と泥揚げ機による作業により、前日までに水を落としたクリークから予定量の泥をくみ上げることができました。ごみ拾いは子どもを中心に4ルートに分かれて実施しました。午前11時過ぎにはクリークに全員が合流して魚類捕獲「さかなとり」を開始!顔を泥だらけにして魚を抱えている子もいました。捕獲された外来種のブラックバス等について説明を受けた後、交流会で美味しい昼食をおなかいっぱいいただきました。
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ごみくいの様子
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さかなとりでの収穫!
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おにぎり、鮒ん子、温かい豚汁でおなかいっぱい!
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 115人
- うち子どもの人数:
- 35人
参加者の声
- 佐賀にクリークが多い理由と、クリークの役割が理解できた。
- 先人の知恵である「ごみくい」の一端に触れることができた。
- 泥のポテンシャルはすごいとわかった。
- 泥だらけになったが楽しかった。
- 船に乗ることができて楽しかった。
- めったに体験できないことができて、貴重な経験になった。
- 色々な世代の方と出会えて良かった。
- 大人から子どもまでみんなで取り組める行事は大切だと思った。
- 地域の環境について知ることができる良い活動だった。
イベントを振り返って 主催団体より一言
今回のイベントでごみくいを新たな場所で開催することができ、地域とのつながりをつくることができました。「楽しかった」「面白かった」「自然に接することができた」等の感想をいただき、これまでクリークに入るという経験がなかった子どもたちがさかなとり等を通じ、地域の自然環境を知るいい機会になり、プロジェクトの理解がより深まったと思います。
イベント概要
イベント内容
歴史的にクリーク(農業用水路)が発達している佐賀平野ではクリークの底に堆積した泥を田畑にくみ上げ、肥料として利用する「ごみくい」という伝統的な農法があります。現在はほとんど行われていない、ごみくいを復活させることにより、循環型農業を持続的に実現するとともに、水辺の環境生態系を再生し、安心・安全な食料の安定供給をはかります。あわせて、クリークに生息する生物調査、外来種の駆除、環境講座、地域環境美化活動も行います。お昼には伝統料理のふなんこぐい(鮒の昆布巻き)、おにぎり、豚汁等を提供します。
開催場所と集合場所
- 開催場所:
- 佐賀市北川副町校区地内
- 集合場所:
- 佐賀市立城南中学校
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 元気・勇気・活気の会(三気の会)
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協働:
- 佐賀環境フォーラム 北川副校区自治会 社会福祉協議会 農政協議会 女性の会 子ども会
- 協力:
- 九州環境パートナーシップオフィス 佐賀市立城南中学校 佐賀市立北川副小学校
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省