イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/埼玉県
公益財団法人 埼玉県生態系保護協会
冬の生きもの観察と外来植物抜き
- イベント名:
- 冬の生きもの観察と外来植物抜き
- メッセージ:
- ハンノキ林に囲まれた生きものたちの楽園を守るために外来植物を引き抜きます。あなたの力をかしてください!
- 開催日時:
- 2015年1月31日(土)9:00~13:30
活動内容
晴天の下、「外来種抜き」「自然観察会」「パン焼き」という三つのプログラムを行いました。まず地元のNPOの方から、三ツ又沼ビオトープができた経緯や今回引き抜く「セイタカアワダチソウ」と「アレチギシギシ」についての説明、なぜ外来種を抜かなければならないか等のレクチャーを受けました。参加者は「この植物であっているのかな?」とおっかなびっくり始めましたが、時間がたつにつれ大胆に作業を進めることができ、予定通りの量をこなすことができました。4班に分かれて行った自然観察会では、オオカマキリの卵や雪の上に残ったノウサギの足跡なども見ることができ、「身近な場所にこんなに生きものがいるんだ!」と冬ならではの自然を楽しみました。昼食は、竹に生地をまき付け、たき火にかざした焼きパンと焼き芋。体を動かした後の昼食は一段とおいしく、皆で楽しく食べました。「体を動かして気持ちよかった!」「また違う季節にも遊びに来たい!」など嬉しいご感想もたくさんいただき、楽しみながら自然を守る活動ができました。
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外来種抜きの様子
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自然観察会にて「カマキリの卵だ!」
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みんなでパン焼き
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 42人
- うち子どもの人数:
- 5人
参加者の声
【子ども】
- 焼きいもがおいしかった。(5歳女児)
- いろんな植物のことを知ることができた。パン焼きも楽しかった。(8歳女児)
【大人】
- 大きな外来植物を他の参加者と協力して抜き取ることができてよかった。(10代男性)
- 環境NPO団体がどんな目的で活動をしているか知ることができよかった。(20代女性)
- 普段経験できないことばかりで楽しく、日常生活から離れて自然と触れ合う機会が持てて、とても良かった。環境に貢献できていると感じられた。(20代女性)
- ビオトープにさまざまな動植物がいることに驚いた。外来植物の多さを実感し、日本らしい豊かな自然を維持してくために、私たちが何をすべきか深く考えるきっかけになった。(20代女性)
- 知らない場所だったが、様々な生物や自然が関係者の皆さんの努力で守られているということを知り、関心を持つようになった。(30代男性)
- 外来種から自然を守ることは大変で、大勢の協力が必要だと感じた。(40代女性)
- 埼玉の動植物の事がわかった。パン焼きは子ども達に良い遊びになった。(40代男性)
- 自然に触れる楽しさを久しぶりに味わった。素敵な時間をありがとう。(40代男性)
- 身近な場所に自然があることに気がつくことができてかった。(50代男性)
- 子どもが自然に土に触れるようになり、自分から外来種を抜きに行くなど興味をもって積極的に参加できた。サポートの方の声かけが助かった。(女性)
イベントを振り返って 主催団体より一言
若い学生や、30代40代の会社員とそのご家族、50代以上の方など、様々な年代の方に参加いただき、当日は晴天で無事に開催することができました。自分たちが住んでいる地域の身近な場所に豊かな自然があり、多くの生きものが暮らしていること、その環境を守るために活動している地域のNPOや行政の関わり等を知っていただくことができました。また手作業での除草を通じて、外来種問題や本来の自然を守ることの難かしさや大切さを感じていただけたと思います。地元NPOの方も多く参加してくださり、達成感を全員で分かち合い、環境保全の成果も得ることができました。多くの人が楽しみながら自然を守る活動をするきっかけになったと思います。
イベント概要
イベント内容
- セイタカアワダチソウなどの外来植物抜き
- 野鳥や昆虫を中心とした自然観察会
- パン焼き
開催場所と集合場所
- 開催場所:
- 三ツ又沼ビオトープ
- 集合場所:
- 1 川越駅西口ロータリー 2 上尾駅西口りそな前
※ Green Giftプロジェクトののぼりが目印です。
実施団体
- 主催:
- 公益財団法人 埼玉県生態系保護協会
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター 特定非営利活動法人 荒川の自然を守る会
- 協力:
- 関東環境パートナーシップオフィス 公益財団法人日本生態系協会
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省 国土交通省荒川上流河川事務所