イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/大阪府
特定非営利活動法人 シニア自然大学校
池田炭・炭焼体験・見学会

- イベント名:
- 池田炭・炭焼体験・見学会
- メッセージ:
- 「茶の湯の最高の炭」菊炭ともいわれる池田炭の歴史を学び、伝統的な炭焼を現地の100年窯で体験・見学会を行います。
- 開催日時:
- 2015年3月21日(土)10:30~14:00
活動内容
窯の入り口の土と煉瓦壁の除去作業から活動開始。窯の入り口の真っ白な灰を参加者に見てもらい、スタッフが窯に入って炭を出し、スペースが広くなったところで窯に入って炭の搬出を経験してもらいました。子どもたちは顔を黒くしながら楽しそうに積極的に窯に入っていました。続いて、ノコギリを使って炭を切断する作業を行いました。子どもも大人も熱心に炭切に取り組んで、切断した炭はお土産になりました。昼食の後は、全員で窯の内部構造を見学。窯の中は想像以上に広くあついことを感じました。最後は炭の材料になるクヌギの原木の窯入れ作業を体験。窯の中は子どもたち、窯の外は大人が担当し、リレー方式で運搬しました。最後に運んだ原木に火を焚き付け、作業終了。みんなで力を合わせて炭焼き作業を体験しました。
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炭の材料、クヌギ運び
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炭を切ってみよう
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窯の中をのぞいてみよう
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 38人
- うち子どもの人数:
- 24人
参加者の声
- 「炭焼」「文化と伝統」への熱き想いに心を打たれた。菊炭の伝承への意欲を素晴らしいと感じた。
- 炭焼を通じて里山環境と文化のつながりがよくわかった。
- 炭焼の科学面(温度、時間)に興味を持った。
- 炭焼作業の大変さがよくわかった。
- クヌギの木のでき方、価値がよくわかって良かった。
- 参考になることが多々あり、これからの活動に活かしていきたい。
イベントを振り返って 主催団体より一言
最初は炭焼にはほとんど興味がなかったようですが、実際に体験することで興味を持ってもらえました。子どもも大人も日頃ノコギリで木を切ることが少ないので、とてもいきいきと炭と竹を切る作業を行っていました。やはり「本物に触れる」体験が大切なのだと再確認しました。また子どもたちが大人に交じって作業する中で、社会性を学ぶ良い機会になったと思います。今回は「できあがった炭を出し、原木を入れる」という一部の体験でしたが、クヌギ植樹、手入れ、原木作りなども体験して、全体のサイクルを子どもたちに感じてもらえるチャンスがあればさらに良いと感じました。「未来の地球の為に、子供に環境保全を伝えたいので参加した」というコメントをいただき嬉しい限りです。
イベント概要
イベント内容
1 菊炭についてのお話
2 菊炭・炭焼「炭の窯出し」 作業体験&見学
3 菊炭・炭焼「クヌギ原木装入」 作業体験&見学
開催場所と集合場所
- 開催場所:
- 大阪府豊能町切畑 「下西窯」
- 集合場所:
- 池田市役所 9:00出発
能勢町役場駐車場 9:45出発
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 シニア自然大学校
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省 大阪府