イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/青森県
特定非営利活動法人 ECOリパブリック白神
白神山地野遊楽校(しらかみさんちのあそびがっこう)
第1回「植物の芽を探してみよう 残雪があれば雪上ウォーク」
第1回「植物の芽を探してみよう 残雪があれば雪上ウォーク」
- イベント名:
- 白神山地野遊楽校(しらかみさんちのあそびがっこう) 第1回「植物の芽を探してみよう 残雪があれば雪上ウォーク」
- メッセージ:
- 身近な自然遺産・白神山地で四季の自然を感じながら、五感を働かせて、小さな発見をしよう!
- 開催日時:
- 2015年4月25日(土)13:00~15:00
活動内容
第1回「植物の芽を探してみよう 残雪があれば雪上ウォーク」は西目屋村川原平地区での開催となりました。ガイドさんよりレクチャーを受け、風で木々が揺れる音をBGMに絵本の朗読『クックル~ひかりのみち~白神・縄文の精霊たち』に耳をすませて想像を膨らませた後、いよいよ散策開始!まず煉瓦のお寺「広泰寺」へ向かいました。雪どけのせいか足元には水が多く、「あれ、こんな沼あったかな?」と思うような大きな水たまりや、いつもと違う風景に目を奪われながら杉林を歩きます。ガイドさんの「この杉は何本に分かれているかな?」の問いかけに、みんなで木をいろんな角度から観察しました。少し肌寒さを感じる杉林を通りぬけた途端、おひさまの光がキラキラとまぶしくあたたかく、常緑針葉樹と落葉広葉樹の林の違いを実感。ここからは道々に木の芽を観察し、クロモジの枝のにおいをかぎ、満開のカタクリの花に目を見張り、雪の上の「謎のフン」についてあれこれ推理するなど、あっという間の90分。ふりかえりの時間には、子どもたち、そして大人にも感想を発表してもらいました。最後は恒例のガイドさんとのハイタッチ。次回もまた来てね!
-
この杉の木は何本に分かれているのかな?
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クロモジの枝のにおいをかいだよ
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お別れのハイタッチ!
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 19人
- うち子どもの人数:
- 10人
参加者の声
- 草花がとてもきれいで印象的だった。森の中を歩くのが気持ち良かった。
- 春の山はあまり入ったことがなかったが、とても楽しく歩けた。
- 初めての植物を見ることができて良かった。
- 子どもが朗読された『クックル』に夢中だった。絵本を購入したいと思う。
- 雪山を歩くこともカタクリの花を見ることも体験できるのはこの季節だけなので、このようなイベントに参加できて良かった。
イベントを振り返って 主催団体より一言
雪の上には様々な痕跡があり、特に動物のフンについて、ガイドさんからの「これは何のフンだろう?」「草を食べている動物だよ?」という声がけに子どもたちが推理をめぐらして発表していたのが印象的でした。アンケートで「弘前に住んでいながら知らなかった西目屋の歴史は、とても興味深く思いました。」「針葉樹林と広葉樹林の違いがはっきりしていて興味深かった」というコメントをいただき、子どもだけでなく大人にも発見があったことを感じました。また、「昨年も参加させていただきましたが、その後子どもの学校の絵や版画等はすべて白神に関する物でした。『今年も白神に行けるね』と楽しみにしており、白神に興味をもつようになりました」というリピーターの方からのコメントをいただき、今年度もそのように感じてもらえる内容にしたいと思いました。
イベント概要
イベント内容
残雪の白神山地で、夏とは違って道ではないところ(=雪の上)を歩き、一部お尻ですべり降りることもできるかもしれない、今だけの体験ができるイベントです。
開催場所
白神山地
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人ECOリパブリック白神
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 東北環境パートナーシップオフィス 有限会社ヒーリングエコツアーPROガイド エコ・遊 津軽ダム工事事務所
弘前大学白神自然環境研究所 - 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省 青森県 弘前市 西目屋村 ブナの里白神公社