Indiaインドは、世界にあるマングローブ林の約2.8%の面積を保有していましたが、沿岸開発や一部劣化によって失われています。このプロジェクトでは、天然のマングローブ林が存在しなかったインド西部・グジャラート州の河口で植林活動を行っています。

マングローブ植林活動レポート

植林したマングローブの様子

ヴァドガム村 ヒルギダマシ

ヴァドガム村 ヒルギダマシ

ヴァドガム村 ヒルギダマシ

ヴァドガム村 ヒルギダマシ

ヴァドガム村 ヒルギダマシ

インドでは、2009年からNGO「国際マングローブ生態系協会(ISME)」が、現地NGO「Daheda Sangh」とともに、インドマングローブ協会の協力を得ながら、ヴァドガム村の住民のみなさんとともに植林事業を進めています。多くの住民が農業で生計を立てているこの地域で、マングローブ植林を実施する目的は、「農地に浸入する海水を軽減すること」、「波を弱めて海岸が削られるのを防ぐこと」、「乾季に家畜への飼料を供給すること」などです。

マングローブ植林活動状況

2021年度は、サイクロンによるグジャラート州への甚大な被害を受け、氾濫したサバルマティ川の流れの激しい場所から少し離れたヴァンアージ村で、植林活動を実施しました。植林面積は50ヘクタールです。
降雨量が極端に少ない環境でも生育可能なヒルギダマシの種を、種が川の水で流されることを想定して、1カ所に3粒ずつまきました。


植林に用いられたヒルギダマシの種子 ⒸISME


ヴァンアージ村での植林の様子 ⒸISME


順調に生育しているヒルギダマシ ⒸISME

植林地の様子

2021年度は新型コロナウイルスの感染者増加、サイクロンによる甚大な被害等、ネガティブな事象が数々発生しました。一部の植林地はサバルマティ川の洪水による被害を受けましたが、多くの植林地は順調に生育しています。


順調に生育しているマングローブ ⒸISME


2020年度の植林地も順調に生育 ⒸISME

今後の活動予定

2022年度は、サイクロン被害からの復興を最優先し、活動を進めていく予定です。また、マングローブ樹種の多様性確保のため、インド西海岸のゴアから、オヒルギやフタバナヒルギなどの導入試験も継続していきます。