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命を守ってくれたマングローブ

マングローブの大切さを知った人々

これまで海岸近くに住む人々を悩ませてきた、台風時の高波、そして地震による津波。古老などは津波の恐ろしさを知っていたのかもしれませんが、若い人たちは津波を経験したことがなかったため、マングローブ林のような海岸林の大切さをあまり感じていなかったようです。でも、2004年のスマトラ沖地震津波で多くの人たちはマングローブ林の大切さを再認識しました。そして、世界各地で失われたマングローブ林の再生に積極的な取り組みが始まったのです。

津波から命を守ってくれたマングローブ/インドネシア

津波の被害を受けたインドネシア・ニアス島。マングローブの森が津波の被害を軽減してくれることが分かり、住民によるマングローブ植林が進められています。

台風や高波から村を守ったマングローブ/ベトナム

マングローブを伐採して作られた、エビの養殖池。
その養殖池が機能しなくなった後に、再びマングローブの森を蘇らせた村があります。

マングローブが伐られた島/フィジー

地球温暖化による海面上昇とマングローブの伐採により、高波の被害を受けやすくなったフィジー東部のモチュリキ島。その現状は?

マングローブと共に生きる