損害サービスの流れ

修繕

一連の流れ

  1. 事故発生

    事故が発生した場合は、すみやかに弊社にご連絡ください。

  2. 損傷状況の確認

    必要に応じて検査機関を起用し本船の損傷状況を確認します。

    保険会社の同意を得たうえで事故後に船底検査のみを目的として実施されたダイバーサーベイや上下架・入出きょの費用は、損傷が発見されなかった場合でも、免責金額を適用せずに保険でお支払いできる場合があります。

  3. 修繕方針の決定

    確認された損傷状況にもとづき、見込まれる修繕内容、修繕時期、修繕場所等について検討のうえ、決定します。

    直ちに修繕を実施されますか? Yesの場合は修繕地の決定 Noの場合は、繰り延べ修繕(実際に修繕を施行される際に、改めて弊社までご連絡下さい。)

    修繕地の決定
    修繕費が高額になることが予想される場合には費用の節減のために、外国船との衝突の場合には修繕費等の妥当性を相手方に立証するために、修繕地(造船所)の決定にあたっては競争入札を行う必要があります。

  4. 修繕地への回航

    船舶が事故に遭遇した場合に、これを救助し最寄りの安全な避難地まで回航または曳航する費用は損害防止費用(救助費)ですが、さらにこの安全な避難地から最寄りの修繕地まで回航するために要した費用は修繕回航費として、修繕費の一部としてお支払いいたします。

  5. 修繕地到着・本船立会

    弊社社員または社外検査機関のサーベイヤーが本船に立会い損傷状況を確認し、お客さまとご相談のうえ、修繕仕様を決定します。
    社外検査機関の詳細につきましては各機関のホームページをご覧ください。

  6. 修繕の実施
  7. 修繕費の協定 国内および弊社海損(船舶)駐在員が常駐しているシンガポールの造船所で修繕が施工される場合には、原則として弊社がお客さまを代行して造船所の修繕費につき交渉・協定させていただいております。
  8. 保険金のお支払い

MM00-MG01-09007-2009年6月作成