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ニュース&トピックス TOKIO MARINE Topics

貨物や船舶に関わる最新の物流情報をお届けします。

2017年

No.12(2018年3月) 海賊問題の現状(2017)

今回のTopicsでは、国際商業会議所(ICC)の国際海事局(IMB)が発行した海賊問題に関する「2017 Annual Report」をもとに、世界の海賊問題の現状をご紹介いたします。

No.11(2018年2月) 船員のメンタルヘルス対策

近年、海運業界では船員のメンタルヘルスの問題が表面化しつつあります。海上勤務という労働環境や長期間に渡る集団生活、離家庭性などによってストレスが蓄積しやすい船員は、他の業界の労働者に比較してもメンタルヘルス不調に陥りやすいと考えらえます。
船員のメンタルヘルス問題に取り組むことは、船員の自殺という不幸な結果を防ぐことになるだけではなく、安全運航を進める上でも効果的と言えます。従業員のストレスが少ないことや従業員が働きがいを感じていることが事故の減少に繋がるということは他業界でも良く知られている事実であり、船内環境や船内および海陸のコミュニケーションの改善を図ることで船員のストレスを軽減することができれば、船舶の運航における安全性は更に増すことになると考えられます。
本Topicsでは、こうした船員のメンタルヘルスについてのさまざまな情報をご紹介するとともに、主に管理者側の立場での対策について記載しています。本Topicsが、これから本格的にメンタルヘルス対策に取り組まれる船主・船舶管理会社の皆様に少しでもご参考となれば幸甚です。

No.10(2017年9月) 頻発するコンテナ船火災事故

世界の海上輸送量は増加基調にあり、コンテナ貨物も例外ではありません。コンテナ船の世界の船腹量に占める割合は年々高まっており、2015年には17.8%に至りました。一方、コンテナ船にはコンテナ重量や危険品の申告の不備により重大な海難事故に繋がるリスクがあります。特に危険貨物が原因とみられる火災事故が多く報告されています。本稿では、コンテナ船最大のリスクの1つといえる火災事故についてご紹介します。

No.9(2017年7月) LNG燃料船 安全への取組み

世界的な環境規制の強化を背景に、新たな舶用燃料としてLNGが注目され、その実用化が進んでいます。今後更なる普及が期待される中、今回のTOKIO MARINE TOPICSでは、LNG燃料船の現状およびこれまでの研究開発等を振り返るとともに、更なる安全運航に向けたポイントを整理しお伝えします。

No.8(2017年4月) 自動車専用船に特徴的なリスク

現在世界各地で多数の自動車専用船(以下「PCC」といいます。)が運航され、その大半は安全な航海を続けていますが、これまでにいくつかの大事故も発生しています(「5.PCCの事故例」をご参照ください)。これらの事故は、PCCという船種に特有の事故と考えられることから、昨年の国際海上保険連合(International Union of Marine Insurance)ジェノバ総会では、Ocean Hull Committeeのワークショップにおいて、PCCに関する次の発表が行われました。

今回は両氏の発表内容をもとにして、PCCに特徴的なリスクについてお送りします。


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